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豆まきの作法

テーマ : 食育

本部栄養士の今泉です。

2018年が始まってあっという間に1ヶ月が経とうとしていますね。

お正月は日本の食文化に触れる機会が多かったのではないでしょうか。

私も、オーナーになって育てた胡麻を使い「祝い三ツ肴」の一つ、

田作り(ごまめ)を作ったりしました。

田作り(ごまめ)は、五穀豊穣を願うもの。

野菜の高騰が続いているので、田畑の豊作を祈ってみました。

 

話がそれてしまいましたが、今週は節分(2/3・土曜日)がありますね!

節分は、豆まきをして邪気ばらいをする日です。

昔は穀物には魔除けの力があると考えられて、穀物である豆は霊力が宿り、

邪気を払う力があるとされていました。

そんな豆まきにも作法があるって知っていましたか?

地域により様々ではありますが、一般的な作法をご紹介します!

【豆まきの作法】

①豆は炒っておきます。

 炒った豆は「福豆」と呼ばれ、枡に入れて神棚にお供えすると

 「ますます力が増す」と言われています!

②鬼は夜にやってくるとされているので、日が暮れたら窓や扉を開け、

 奥の部屋から始めます。

③「鬼は外!」と声をかけながら豆を2回まき、鬼が戻ってこないように

 窓や扉をすばやく閉めます。

④次に家の中に向かって「福は~内」とかけ声をかけながら豆を2回まきます。

⑤各部屋で同じく豆をまき、玄関で終了です。

ご家庭での豆まきはいかがですか?ただ豆をまいていた!という方はお試し下さい。

鬼(鬼役になる優しいお父さん?)が居なくても、出来ますねっ。

ただ、この時期の夜に窓を全て空けるのはとても寒いので、邪気を払うつもりが

風邪をひいてしまったという事がないように、気をつけて下さいね。

園の給食では、1日早いですが「福豆(炒り大豆)」を使ったメニューが出ます(*^-^*)

是非、お子さんと話題にしてみて下さいね。

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