こんにちは。学童クラブピノキオハウスです。
ピノキオハウスにはゆっくりとくつろげる「のんびり部屋」と体を動かして遊べる「かつどう部屋」があります。今回はかつどう部屋の様子を紹介したいと思います。
つい先日、3年生Fちゃんの「今度クラス対抗で長縄やるんだ!」の会話をきっかけに、1年生から3年生までの合同長縄遊びが始まりました。
同学年の女子には「ほら!はやくとべ~!!」と厳しいSくんが、1年生の女子には「がんばれ~!」と自然と優しい言葉をかけ、飛べるまで待ってあげている姿にはひっそりと感動してしまいました^^
長縄でチームワークを築いた子どもたちが次に提案した遊びは「大根ぬき」。大根ぬきとは、大根役が手をつなぎあって、ぬき役からぬかれないように必死に耐え頑張る、というゲームです。こちらも大盛り上がりで、終わった後「声ガラガラ・・・」と汗だくな子どもたちでした。
かつどう部屋と言ってもさほどの広さはないので、みんなで一つの遊びをすることが多いです。やりたい遊びが分かれると、それをきっかけにトラブルになることも多々ありましたが、最近はとても減ってきたなと思います。「じゃんけんで決めよう!」「30分たったら交代ね」と子どもたちで工夫して遊ぶ姿が増えました。子どもたちの成長を感じる瞬間でもあります。
それぞれ自由な遊びができない不自由さはありますが、みんなで工夫しながら一緒に遊べたあとは、みんな笑顔で充実した顔を見せてくれます。4月にはまだ「自分が一番!」だった子がだんだんと他者を思いやれる、そんな姿を見つけた時の喜びはひとしおです。
先日、現在4年生になるAちゃんがお母様と一緒にたくさん本を持ってきてくれピノキオハウスに寄贈してくださいました。Aちゃんは3年生までピノキオハウスで過ごした優しい女の子。退所した後も顔を見せてくれるので後輩女子からも大人気です。
大切にみんなで読みたいと思います。ありがとうございました。
これからもピノキオハウスを退所した子どもたちや地域の子どもたちが、安心して立ち寄れる場所にしたいと思っています。地域の方々との関りを大切にこれからも活動をしていきたいと思います。